サイト訪問してくれてありがとう!
今日もエントリーシートの勉強をしていきましょう!
本日のお題は、「エントリーシートのテンプレは使えるか?」です。
私のブログでは、サラリーマン。採用のお仕事をした経験を活かして、就活のエントリーシートの書き方についてアドバイスする記事を書いているのですが、他のサイトを見てみると、「テンプレ」、「ひな形」みたいなものが公開されていたりします。
学生さんの中には、こういうものを見つけて活用しようと考えている方も多いんじゃないでしょうか?
就職活動では、本命以外の企業についても応募をしますから、こういうものがあると有難いですよね。
↓例えば以下のようなサイト
https://en-courage.com/articles/2070
今日はテンプレについて、どう活用すれば良いのか?を
採用を経験した私なりの視点でお話をします。
テンプレ通りのエントリーシートは悪印象
結論から言いますと、「安易なテンプレ活用は危険」です。
このような情報がネット上で出回り、学生さんが飛びついている状況に危機感を感じます。
採用側の事情を説明すると、1日に10人近くの学生を面接し、何枚ものエントリーシートを読み続けます。
同じようなストーリー展開のエントリーシートをひたすら読み続けるわけです。
その状態でどういう気持ちになるか…
ずばり、「退屈」です。
そのうえに、ザ、テンプレ通りのエントリーシートが来ると、どうしても否定的な見方になってしまうのです。
また、採用側もこのようなテンプレがネットで公開されていることは当然知っています。
プロとして学生さんと同じぐらい真剣に「採用活動」へ取り組んでいますから、当然です。
この子は安易にテンプレに走ったなというのは容易に見透かされると思ってください。
エントリーシートはあなたの個性を伝えるものだと思っています。
テンプレの型に当てはめることは、一番伝えなければならないあなたの個性を潰してしまうことになりかねません。
また、テンプレ通りでなくてはならないという訳でも当然ありません。
とはいえ、テンプレにはエントリーシートに必要な要素が詰まっている
ただし、先ほど紹介したサイトのテンプレもそうですが、エントリーシートに書くべき内容が漏れなく盛り込まれているというのも事実です。
また、それらの順序立ても王道であることも事実だと思います。
例えば、目標を立てる→課題にぶつかる→工夫する→成果が出た。みたいな流れはまさに”鉄板”です。
なので、最初のエントリーシートを書くときに、まずテンプレに当てはめて練習してみるというのは悪くない方法だと思います。
ただし、それをそのまま提出するのはダメで、あなたの個性を全体に散りばめるという作業を最後に絶対してください。
テンプレートに個性を散りばめる作業
その経験をしたあなただけしか知らない具体的な情報を付け足してあげましょう。
・具体的な数字
・あなたがその時感じた生々しい感情
・その時人から言われた言葉
こういった情報を付け足すことで、面接官に臨場感を持って説明をすることができます。
採用の中でいくつもエントリーシートを読んでいると、書かれているストーリーの中に引き込まれ、情景が絵として目の前に現れてくるようなものがまれにあります。
一度、引き込まれてしまえばそこでアピールされていることも、事実だと信じてしまいます。
そのようなエントリーシートを皆さんも目指してください。
GoodLuck!
コメント