今回はNSSOLへの就職、転職を考えられている方向けに、NSSOL（新日鉄住金ソリューションズ）の企業紹介を行います。
事業内容や仕事の特長を解説するとともに、年収、残業、福利厚生は競合のNTTデータや富士通、NRIとの比較も行いました。
コンパクトに読めるような内容になっているので、ぜひ最後まで読んでください。
NSSOLの事業内容
NSSOLは、新日鉄住金の情報システム部が独立して設立されたユーザー系Sierとなります。
その流れもあり、鉄鋼業の売上が高い割合を占めているのが特徴です。
ただし、流通・小売業や金融業、公共分野でもバランスよく売上が構成されています。
＜NSSOLの売上構成比＞
・流通・サービス業：23%
・金融：16%
・公共公益：15%
・ITインフラ：13%
・鉄鋼：21%
NSSOLの仕事の特長
大手企業からシステム開発を一次受けするSierとしてNRI、NTTデータ、アクセンチュアなどが競合となります。
ただ、これら競合と比べて上流のコンサルティングフェーズにも積極的に参画していくというよりも、プログラミングなどシステム開発に重きをおいているのが特徴です。
上に挙げた競合他社は、大規模プロジェクトをマネージメントするという仕事に特化していますが、NSSOLでは中小規模の案件も多く、マネージメントのキャリアパスに進んだとしても、プログラムコードを書いたり、読んだりすることも多いようです。
社風としても技術やチームワークを重視していますので、地に足をしっかりつけて、着実な仕事を進めていきたい人にはあっている会社だと思います。
「システム研究開発センター」という技術研究の機関も有しているので、技術を高めたいという方にも向いていると思います。
NSSOへの内定を勝ち取るために準備すること
情報系の学生であるかどうかに関わらず、システムエンジニアの仕事はどんなものか、自分に適性はあるか、仕事を通じて興味や喜びを感じれるかを抑えていくことは非常に大切です。
自己分析をしてみるというのも一つの手段かもしれませんが、ITの世界は専門性が高く実際に体験してみないと分からないことがあります。
そんな方々には企業へのインターンシップへの参加や、プログラミングスクール（特に就活支援サービスが一体となっているもの）への参加がお勧めです。
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NSSOLの残業時間、有給取得率
NSSOLの平均残業時間、有給取得率を競合他社と比べてみますと、NTTデータ、富士通、競合他社などと比べると同じくらいですが、やや残業時間は長め、有休取得率は高めの傾向にあります。一方、NRIやアクセンチュアと比べるとホワイトな部類に入ります、
＜NSSOLの残業時間・有休取得率（競合との比較）＞
・NSSOL
・平均残業時間：35.4時間
・有給消化率：62%
・NTTデータ
・平均残業時間：28.1時間
・有給消化率：75%
・富士通
・平均残業時間：30.9時間
・有休取得率：60%
・アクセンチュア
・平均残業時間：39.9時間
・有給消化率：66%
・NRI
・平均残業時間：46.6時間
・有給消化率：47%
・IT業界平均
・平均残業時間：31.0時間
・有休取得率：57%
NSSOLの年収
平均年収は847万円で業界平均を大きく上回っています。競合のNTTデータや富士通と比べてもやや高めです。
入社時の初任給は400万円。そこからは年功序列で年50万円ぐらいのペースで昇給していき、30歳でおおよそ800万円に到達します。
30歳を超えると実力により差がついてきて、1000万円に到達するには出世レースで勝ち抜き部長クラスに昇格していく必要があります。
＜NSSOLの年収(競合との比較＞
・NSSOL:847万円
・NTTデータ：833万円
・富士通：803万円
・NRI:1242万円
・IT業界平均：444万円
NSSOLの福利厚生
親会社が新日鐵住金ということもあり、福利厚生はかなり手厚いです。住宅補助として35歳までは、独身であれば月3万5千円が支給されます。また、都内勤務であれば通常の月収に加えて月1万円の支給があります。
＜NSSOL福利厚生（競合との比較）＞
・NSSOL ：3.5万円/月 35歳まで
・NTTデータ：入社3年目まで月6万円、それ以降は35歳まで月4万円
・NRI:入社5年目（院卒なら3年目まで）月6万円
NSSOLの採用情報
毎年150名～200名程度の新卒採用を行っており、男女比は7:3ぐらい。理系：文系の比率も7:3ぐらいといったところです。
大学別の採用人数は公開されていませんが、国公立大学もしくは私立であればMarchレベルであれば特段不利になるということは無いと思います。
＜NSSOL採用実績＞
男性：113名、女性：59名 全体：172名
＜NSSOLの採用大学＞
【文系】
東北大学、名古屋大学、北海道大学、一橋大学、横浜国立大学、慶應義塾大学、早稲田大学、明治大学、青山学院大学、同志社大学、立命館大学
【理系】
東京大学、北海道大学、慶應義塾大学、大阪大学、神戸大学、京都大学、名古屋大学、東京工業大学、早稲田大学、筑波大学、東北大学、お茶の水女子大学、九州大学、上智大学、立命館大学、九州工業大学、東京理科大学、法政大学、都立大学、熊本大学、名古屋工業大学、千葉大学、信州大学、電気通信大学、青山学院大学、中央大学、学習院大学、武蔵野美術大学、同志社大学、成蹊大学、東京電機大学、津田塾大学
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