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IT業界 「年収」「時給」ランキング

就職先選びにおいては当然賃金の多さは気になると思います。
ハードワークというイメージの強いIT業界では、どうせたくさん働くのなら高い年収を手にしたいと考えられる方がたくさんいるのは当然のことでしょう。

しかし、いくら高収入だからと言って、毎日終電で仕事以外のプライベートは皆無。
家族や友人との時間も満足に持てないというのでは困る。
そのように給与と労働時間のバランスを重視する方も増えてきていると思います。

そこで、今回はIT企業の「年収」ランキングに加え、「時給」のランキングも同時にご紹介します。

※このランキングは以下の記事を参考にしています。

https://diamond.jp/articles/-/277091?page=4
https://toyokeizai.net/articles/-/325283
()内の全体順位は全業種中での順位になります。

IT業界高年収ランキング

まずは年収ランキングです。
年収については、上場企業であれば公表しておりますので、その値です。
非上場の起票については公表値がありませんから、ランキングの対象外になっています。

1位:野村総合研究所(1225万円/全体22位)
2位:日本オラクル(1069万円/全体46位)
3位:電通国際情報サービス(1047万円/全体49位)
4位:KDDI(946万円/全体82位)
5位:オービック(933万円/全体87位)
6位:トレンドマイクロ(921万/全体96位)
7位:構造計画研究所(866万/全体145位)
8位:日鉄ソリューションズ(855万/全体166位)
9位:大塚商会(843万/全体189位)
10位:NTTデータ(841万/全体190位)

IT業界高時給ランキング

続いて「時給」ランキングです。
「時給」については、そもそも総合職で「時給」という概念はありませんし、公表もされていませんから、
年収を年間総労働時間で割って算出をしています。

1位:野村総合研究所(時給換算:6096円/全体11位)
2位:日本オラクル(時給換算:5945円/全体15位)
3位:KDDI(時給換算:5091円/全体36位)
4位:NTTドコモ(時給換算:4770円/全体59位)
5位:日本ユニシス(時給換算:4574円/全体81位)
6位:NTTデータ(時給換算:4381円/全体106位)
7位:NEC(時給換算:4196円/全体142位)
8位:富士通(時給換算:4176円/全体144位)
9位:Zホールディングス(時給換算:4031円/全体191位)

1位:野村総合研究所(NRI)

Sierホワイト企業ランキングでは11位と下位でしたが、ぶっちぎりの年収の高さで高時給ランキングではIT業界トップになっています。全業種の中でも11位とかなり検討をしています。
9位にランキングしているZホールディングスと比べると、時給1.5倍の開きがありますから、ハードワークのネガティブイメージに打ち勝つだけの十分な魅力はあるでしょう。
日系企業なので能力主義による年収格差も少なく、入社すれば誰でも30代中盤で年収1300万に到達できるというのも大きな魅力です。

2位:日本オラクル


社名の通りデータベースのOracleという製品が有名なアメリカ企業です。
こちらも残業時間が少なくというよりも、高年収であることが順位を押し上げています。
平均年収は大台越えの1,046万円となっています。

3位~4位:KDDI、NTTドコモ

3位、4位は携帯大手キャリアがランクインしました。
この2社はKDDI:952万円、NTTドコモ:872万円と比較的高年収にもかかわらず、残業時間や有給取得率が高いことが特徴です。
元親方日の丸企業ですので、福利厚生も抜群です。
働きやすさと高年収のバランスという意味だと、一番優れているグループだと思います。

ただし、格安キャリアの参入や総務省による携帯料金値下げ圧力などで、今後もこの年収を維持して行けるかは微妙です。
KDDIはじぶん銀行やaupayなどの携帯キャリア以外での事業展開を進めており、これらの新規事業がどれだけ成功してくるかに今後の年収はかかって来ると思います。

5位:日本ユニシス、6位:NTTデータ

5位、6位は大手Sierのホワイト企業ランキング上位企業が登場です。
大手で年収も高く、かつ、働き方改革も進んでいるということで、年収、働きやすさのバランスが良い企業と言えます。

NTTデータは10年位前までは「ホワイトなイメージあるけど、入ったらなかなかブラックだよね」「こんなことなら給与をとってNRIを選べば良かった」と言っている友人も私の周りで多かったのですが、働き方改革によって残業時間の削減に成功しているようです。

まとめ

「高時給」と書くと、コスパが良い企業というように打算的な印象を受けたかもしれませんが、従業員に高い「時給」を支払えるということは、それだけ社会に対して素晴らしい価値を提供しているということの裏返しになります。
社内研修や福利厚生も合わせて充実していることも予想され、かなり魅力的な企業であることは間違いないでしょう。

今回ランキングでは、平均年収が公開されていないアクセンチュアや日本IBMなどの外資系企業は含めることができませんでした。それらの企業を志望している就活生や転職活動中の方はOB訪問や企業説明会などで情報収集をしたもらえればと思います。

最後まで記事を読んでいただいてありがとうございます。
GoodLuck!

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